新商品(新規事業)開発の考え方【やまうち経営通信:No.14】
- 6月27日
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新商品(新規事業)開発の考え方
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ボンクラ社長 :多角化戦略で新商品を開発する
デキる社長 :新商品開発をマトリックスで考える
新商品の開発が大事なことはわかっているが、そのポイントは何か?どこから手をつければ成功率が高いのか。また発展性があるのか?
これを見る上で最もわかりやすい方法がマトリックスで考えるということです。では、その手法はどのようにするかですが、一般的には、縦軸に客層や業界が今までと同じか否かをとり、横軸に商品が今までと同じか否かという視点で表を作ります。
そうすると4つの枠ができます。

4つの枠の1番目は同じ客層に類似の商品を進めること。例えば、街の電気屋さんがオール電化の料理器具や家庭用の太陽光発電を勧める場合になります。これはすぐ軌道に乗りますが発展性という面では限界があります。
2番目の枠は、同じ客層に全く違う商品を勧めることになります。例えば、同じく街の電気屋さんの場合は、住宅リフォームを勧めることになります。これは、すでに多くの成功事例が出ております。東京都町田市にある「でんかのヤマグチ」さんはこの2つの枠で成功されています。
3番目の枠は、今までと違う客層に類似の商品を勧めることになります。この場合は、はっきり言って時間がかかります。なぜかというと、経営ではお客様作りが商品作り以上に難しいからです。例えば、街の電気屋さんが法人向けにOA機器や事務機器を販売する場合になります。一般的にはここは軌道に乗るには3~5年かかると言われています。
最後に4番目の枠ですが、ここは客層も違う、商品も違うということで最も難しく、軌道に乗るには7~10年かかると言われています。しかし、多くの経営者がこの分野に進出して失敗を重ねています。例えば、建設業をやっていた方が、焼肉店をするような場合です。
ということで、新規事業に取り組む場合はこのマトリックスで考えて、できたら1か2の枠から始めてみることをお勧めいたします。
しかし、新製品開発や新規事業がなかなか上手くいかないことがあります。それは「兼任制」にしているからです。
兼任制にしているとなぜうまくいかないのか? それは、人はどうしても今までやっている仕事や慣れている仕事を優先して、新製品開発や新規事業がどうしても後回しになりがちだからです。
将来、我が社の中核を成すような商品や事業を育てる場合には、専任制にしてさらに社長直轄にすべきです。
新たな商品開発や新たな事業を始める場合には、ある程度の研究開発や資金の投入も必要になります。ですから、常に決断が求められます。
しかし、これに社長が間接的に関わっていると、どうしても決済に時間がかかって前に進みません。
一方、専任制にして社長直轄にしていると、社長の決済が早くなり結果も早くでます。もちろん最初から上手くいくことは少なく失敗の連続でしょうが、この失敗が貴重な財産になります。
今日は以上です。




