2022年 6月7日(火)10:00から 「資金と経費戦略」がスタートしました。
テーマは
「資金戦略と経費戦略」
会社の財務といえば、経理係の仕事と思われますが、実は経理(簿記、会計)業務は、戦術です。 では、財務における社長が担当すべき役目とは何でしょうか。 それは、 ①資金の調達 例えば、買掛金の据え置き期間の決定や、支払日の決定、長期借入の金額と固定負債の比率の決定などがこれにあたります。
②資金の配分 例えば、事務所の確保にいくらの資金が必要なのかを考えたり、現金預金にいくらの資金を配分するかの決定などがこれにあたります。 ③費用に対する資金の配分 例えば、お客様づくりとそれを維持するための人件費をいくらにするのか、販売促進費・広告費をいくらにするのかの決定などがこれにあたります。 ④経理の仕組み作り 例えば、経理係を何人にするか、役割分担の決定、経理データの活用方法の決定などがこれにあたります。 しかし、社長自身が、戦略と戦術の違いが分からないため、経理係の仕事と社長の役割がごっちゃになり、 ・経営計画書を経理係に作らせる ・経営計画書をコンサルタントに作らせる など、 不道徳であり、役目の放棄をするケースがあるのです。 経理係の未熟さは、社長の戦略実力でカバーできますが、社長の戦略実力の未熟さは、経理係ではカバーできません。 今日の講義は基本です。
◆資金の調達と資金の配分 「資金戦略」
◆限りある経費を、何と何に対して、いくらずつ配分すると営業力が強くなるかを考えるのが「経費戦略」です。
ランチェスター法則を応用して、その戦略を学んでいきます。
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