2022年11月1日(火)午前10時からのランチェスター社長塾は「地域戦略」が行われました。
テーマは
(1位の地域作りと陶山訥庵の戦略)
今回は、実際に1位の地域を作るとき、手のうち方は業種・業態によって変わってきます。
1回あたりの取引高が大口になる場合と、1回当たりの取引高が小口になる場合とでは
やり方が変わってきます。
取引する金額が多くなるばあいは、移動時間が長くなっても採算がとれますが、
競争が激しくなります。
小企業の社長は、どこを中心に販売するか、営業地域の拡大範囲をどこまでにするか、
きちんと見極める必要があります。
陶山訥庵の地域戦略
「戦略とは見えざるもの」といわれるように、わかりにくいので
モデルとなる「イメージ」があれば実行しやすくなります。
そこで小口取引型の1位作りに最適なやり方の参考になる
長崎県の対馬で 8万頭ものイノシシを全滅させた陶山訥庵の戦略を
説明しました。
今でいう県知事に就任した陶山訥庵は、研究を重ね戦略を立てていくのです。
まずは対馬を九つに区切る。
北に5年の計画。
大垣をたて、中垣をたて、そして区切って猪を追い詰めていきます。大垣をどこに立てるか、どれくらいの高さにするか。
今迄やったこともないことに反対意見があるなか、協力者の力を借り、説得し
手引書を作成していったのです。
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