「ランチェスター法則」とは【やまうち経営通信:No.3】
- 2 日前
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「ランチェスター法則」とは
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ある小売店でのお話です。
競合店が近くに大型店を出店。
なんと売り場面積は2倍近い!
自社の売上は前年の80%台に!
あなただったらどうしますか?
例えば、
価格を合わせた安売り、
販売促進キャンペーン、
競合店のエリアに広告等を打って、
なんとかしようとしますか?
もしくは撤退しようとしますか?
それは戦略上NGなんです。
この小売店の社長はランチェスターを学んでいたため、まずはある特定分野で競争相手に勝てる商品を見つけました。
次に、その商品を主力商品とし、その商品の品揃えを競争相手の1.7倍に拡大しました。
もちろん、他の商品は一部縮小しました。
ここ、ポイント!
そして、キャンペーンをしたところ、売上はなんと前年比140%台に!
通常であれば、その後1ヶ月もすれば売上は元に戻ってしまいますが、戻ることはありませんでした。
その後も維持しています。
(この事例はランチェスター法則の応用編)
さて、ランチェスター法則とは⁉️
フレデリック・ランチェスターというイギリスの技術コンサルタントが
1914年10月2日に専門の雑誌に発表した理論
なんと約110年前の古い記事がベースになっています。
そもそもランチェスター先生は、7月18日に勃発した第一次世界大戦の
戦況を見て、その戦い方・結果が過去の戦い方・結果と大きく
違っていることを発見。
ランチェスターが10月2日に寄稿されたものがベースとなっている。
そもそもランチェスター法則には
第1法則と第2法則がある!
(闘い方には2つある。)
第1法則
昔の闘い方:槍や刀(接近戦)
→「弱者の戦略」
第2法則
第二次世界大戦(鉄砲等が出てきた)
離れて戦う
→「強者の戦略」
兵力数が少ない方は第1法則を適用
兵力数が多い方は第2法則を適用
このランチェスターの法則…
実は、フレデリック・ランチェスターは発見しただけ。
それを戦争に応用したのがアメリカ(1939年)
第二次世界大戦がはじまる前に、アメリカが数学者や物理学者、生物学者などを集めたことが、プロジェクトチームの作り方と、オペレーションズ・リサーチという新しい学問を生むきっかけになった。
そのメンバーのひとりである「バーナード・コープマン」がランチェスター法則に着眼し、考え出されたものが「コープマンの戦略モデル式」です。
①コープマンの戦略モデル式
3分の2を戦略に、3分の1を戦術に回すと最も効果的に勝てるというもの。
2:1
②必勝の法則も
3:1(1年)(短期決戦)
√3=1.7倍 (3年で逆転)
例)訪問回数を競争相手の1.3〜1.7倍にする
例)売り場面積を競争相手の1.3〜1.7倍にする
例)特定の商品の品揃えを競争相手の1.3〜1.7倍にする
※冒頭の小売店の戦略はこの法則を参考にしました。
戦後
1952年に送られた英語版の『オペレーションズ・リサーチの方法』が1955年に日本語に翻訳され、日本でも経営に応用されるようになりました。
実は、この年に私が誕生しました!
なので、私はランチェスターの申し子とうたっております(笑)
品質管理で知られる、デミング博士が日本に送ってくれたこの本が、
今では、マーケティングの理論として活用されている。
さらに、1969年、日経新聞に田岡先生と斧田太公望先生と共同で「市場占有率の3代数値」を導き出しました!
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これについて、次回詳しくご紹介します!




