貞観政要【やまうち経営通信:No.1】
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「貞観政要」
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中国史上最大の名君・太宗が臣下たちと交わした問答を、同じ唐の時代の歴史家がまとめた帝王学の最高傑作。後世の皇帝たちがこぞって読み継ぎ、わが国でも徳川家康や明治天皇が愛読した名著。
唐の時代の第二代皇帝・太宗『李世民』は武力に秀でており、兄を破って皇帝になるが、
その負い目があるため、人から尊敬される皇帝になろうと努めた結果、臣下をまとめることができ、非常に平和な時代「貞観の治」をもたらした。
その太宗『李世民』の言行が編纂されている貞観政要の中に【リーダーが持つべき3つの鏡】という教えがあります。
出典:角川新書 貞観政要
◆リーダーが持つべき3つの鏡
1:銅の鏡
2:歴史の鏡
3:人の鏡
1:銅の鏡(当時の鏡は銅で出来ていました。)
まず、リーダーたるもの常に部下がついてくるような良い表情をしていること。
常に元気で明るく楽しそうな顏をしているか。
つまらなそうな顔、怒っている顔をしていないか。上司は、例え嫌なことがあろうが、常に鏡を見て良い表情をしているかチェックする必要があります。
今ですとスマホで自分の顔の表情をチェック出来ます。
私は講演会の直前には必ずトイレに行き、鏡の前で自分の表情をチェックするように心がけています。そして「今日参加して頂いているお客様の期待を超えよう。言葉の神様、どうぞ見守ってください。」と念じてから講演会場に向かいます。
コンサルティングに入る場合も、「必ずこの会社の業績を改善する。」と鏡の前の自分と向き合ってからコンサルティング会場に入るようにしています。
2:歴史の鏡
何か判断に迷った時は、常に過去(歴史)に照らして将来に備える。
例えば、コロナウィルスは100年前に流行ったスペイン風邪に似ています。
第一次世界大戦の停戦のきっかけはスペイン風邪だったらしいです。
コロナが流行り始めて、慌てふためくだけではなく、過去の歴史を学び、スペイン風邪は何年で終息したのか?を調べます。
文春新書「コロナ後の世界」(2020年6月発行)にポール・クルーグマン(経済学者で2008年にノーベル経済学賞を受賞)の記事が掲載されていました。
まずは、パンデミックによりおそらく労働人口の20%ほどが突然仕事を奪われ、収入がなくなってしまいます。このような人々を財政援助するために、ためらわずにバズーカ砲(強力な金融緩和策)を打つこと。
また、パンデミックからの回復には、かなり長期間かかることを覚悟するべきと言われています。景気回復のカーブは、U字型でもV字型でもなく、スウォッシュ型になると予測されています。ナイキのロゴマークのようなカーブのことです。
詳しくは、ぜひ同書を読まれてみてください。
私はこの記事を読んで、今回のコロナ危機の終息を2~2年半と予測しました。そして当社のクライアント様におかれましても、コロナ後を想定して、積極的な出店や投資をお願い致しました。
おかげさまで、過去最高の売上や過去最高の経常利益を計上するクライアント様が何社も生まれてきました。
過去を見れば必ず似たような現象があります。ウクライナにおけるロシアの侵略戦争もある程度予測が可能です。
3:人の鏡
直言をしてくれる人、不愉快なことを言ってくれる人が周りにいなければゴマすりしかいなくなり、いつか裸の王様になってしまいます。
諫言を言ってくれる人を避けてはいけない。周りに3人はおかなければいけないと言われています。
そういう諫言を言いやすい雰囲気、態度、そして言いやすい機会を多くとることも大事ですね。
しかし、ずばり言われるとさすがにこたえますよね!
さて、あなたはいかがでしょうか?




