軽装備(スピード)【やまうち経営通信:No.23】
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弱者の戦略:軽装備(スピード)
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デキる社長:競争相手より少しでも早く納品するよう心掛ける
ボンクラ社長:通常の納期通り納品する
小売業や卸売業において、「在庫は悪」という考えが一般的です。
しかし、ランチェスター経営を実践している経営者様で「当社は在庫が多いのですよ、山内さん!」と、在庫が多いことを自負している社長様がいらっしゃいます。
ランチェスター経営では「在庫の多さが武器になるなら在庫は多く持て」と教わっているからです。
例えば、居酒屋に食材を卸している卸会社の場合で考えてみましょう。
ある居酒屋のオーナーが別の卸会社に食材を注文していて、その商品が欠品していたとします。
たまたま、在庫を持っている卸会社が営業に来たら、飲食店のオーナーはどうすると思いますか。
1回だったらわかりませんが、このようなことが2 、3度続いたら、どちらの会社に注文するようになるのか、答えははっきりしていますよね。
こうして、後発だったK社は徐々に取引先を増やしてゆき、現在では九州でNo. 1 の食材卸売会社になっています。
つまり、食材卸会社の場合は、在庫を持つことがお客様に不便をかけないことにつながり、新規客の開拓にもつながるわけです。
ただし、在庫を多く持つ場合に大事なことは、必要でない固定資産などを削減することが必要になります。資金は限られていますので。
文具の販売会社「アスクル」は、「本日注文すれば明日届けます」ということで一気に市場占有率を高めました。実はアスクルを運営していた「プラス」という文具メーカーは業界では下位に位置していましたが、一気にコクヨなどの大手文具メーカーに対して売上高で逆転しました。
これも在庫を多く持っていないと出来ないサービスの一種です。
おかげで街の文具屋さんが消えてしまったことは、文具好きの私としては残念なことですが。
今日は以上です。
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